種類:チューナー
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:CALIBRATION、BJF BUFFER
One Control / Minimal Series Tuner MKII with BJF BUFFER
ワンコントロール / ミニマルシリーズチューナーマークツーウィズビージェイエフバッファー
限られたサイズのペダルボードを最大限に使うために、ミニサイズのチューナーはとても有効です。
しかし、小さくなったからと言って使いにくくなったり、ディスプレイが見えにくくなったりするのは意味がありません。
見やすく、大きなディスプレイと扱いやすい小さなサイズ。さらに素早くチューニングを正確に行える操作性。それらを全て実現するチューナーこそ、Minimal Series Tuner MKII with BJF BUFFERです。
ステージからレコーディング、さらにギターの調整までをこなせる±0.5セントの精度と、ステージ上で必要十分なチューニングをこなす操作性を両立するため、Minimal Series Tuner MKII with BJF BUFFERのディスプレイには2段階の表示システムがあります。
ディスプレイ中央には、音程を大きく表示。そして、ディスプレイの上下で現在のピッチを表示します。ディスプレイの下が光っていればピッチが低く、上が光っていればピッチが高い。ピッチが合うと、ディスプレイの中央が点灯する、シンプルで感覚的な操作性。
ディスプレイの中央が点灯している“チューニングが合った状態”は、正確にはピッチから±2セントの範囲で合っていることを示します。
ここから、さらにピッチを追い求めると、ディスプレイ上下のセンターにあるインジケータが点灯します。上、下の意味はピッチの高低を意味し、このインジケータが上下両方とも点灯した状態が、±0.5セントの精度でのチューニングとなります。
この±2セントと±0.5セントの表示を同時に行えるようにしたことで、ステージ上で一瞬で対処しなければならないチューニングから、レコーディングやギターの調整に必要なチューニングまでをカバーしています。
もちろん、ON/OFF可能なBJF BUFFERも内蔵しています。
ギターから出力された信号がペダルボードに入り、エフェクターやスイッチャーを介してアンプに伝わるまで、そのシグナルは長い旅をします。
パッチケーブル、プラグや端子……それぞれが与える影響は小さなものですが、重なることで音色が大きく変わることもあります。
また、よく知られているように、シールドケーブルを通る間もシグナルは減衰を続けます。ケーブルが長くなればなるほど、その影響は大きくなります。
こういった要因でシグナルが弱まってしまうことを防ぐためには、シグナルにバッファーを通します。
しかし、例えばチューナーの後ろにヴィンテージファズが接続された状態など、バッファーを通したくないときもあります。Minimal Series Tuner MKII with BJF BUFFERはBJF BUFFERをON/OFFできるので、様々なシステムに合わせた最適な設定が可能。
BJF BUFFERの状態はディスプレイに表示されるため、今がONかOFFかも即座に分かります。
●BJF BUFFER
One Controlの数々のスイッチャーに搭載されるBJF BUFFERは、多くの“バッファー”に抱かれるイメージを覆す、圧倒的にナチュラルなこのバッファーです。
・ゲインを正確に1にすること。
・インプットインピーダンスでは、音を変えないようにすること。
・アウトプットは強くなりすぎないようにすること。
・ノイズは極限まで少なくすること。
・オーバーロードしたときに、音が悪くならないようにすること。
BJFのこだわるバッファーの条件を満たし完成したBJF BUFFERは、世界中多くのプロフェッショナルの足元で、ギターシグナルの手助けをしています。
バッファーを通したバイパス時にもナチュラルなトーンを崩すことなく、同時にシグナル自体を強くして、ケーブルや端子からの影響による減衰を防ぎ、チューナーON時にはアウトプットをミュートして、快適にチューニングを行える。
さらに、ペダルボードで余計な場所を取ってしまうことのない小さな筐体により、ペダルボードの面積を最大限に活用できる。そして、必要であればバッファーをOFFにすることもできる。
Minimal Series Tuner MKII with BJF BUFFER は、すべてのギタリスト/ベーシストが求めたチューナーの形なのです。
●幅広いコンサートピッチに対応するキャリブレーション設定
Minimal Series Tuner MKII with BJF BUFFERは、A4=436 ~445Hz(1Hzステップ)で基準ピッチを設定することができます。基準ピッチを1Hz変えるだけで、楽曲のイメージが全く違うものになることもあります。様々なコンサートピッチに対応することで、プレイスタイルを問わずに安心してチューニングを行えます。
●キャリブレーション(基準ピッチ)の設定
キャリブレーション(チューニングするための基準ピッチ、ピアノ中央のラの音=A4)を436 ~ 445Hzの範囲で設定します。工場出荷時は440Hzに設定されています。
CALIBRATIONボタンを押すたびに設定が切り替わります。
0:440Hz、1:441Hz、2:442Hz、3:443Hz、4:444Hz、5:445Hz、6:436Hz、7:437Hz、8:438Hz、9:439Hz
設定が終わったら、ボタンを操作せずに待ちます。
キャリブレーションの設定が完了し、その後チューニングできる状態に戻ります。ら、ボタンを操作せずに2秒程度待ちます。
音名表示が3回点滅し、キャリブレーションの設定が完了します。その後チューニングできる状態に戻ります。
●ペダルチューナーの利便性
近年、クリップタイプのマイクを内蔵し、ヘッドやボディの振動を拾うクリップチューナーの性能も高まっています。
手軽で利便性の高いクリップチューナーは、大きな音の出るライブステージでのチューニングの際、どうしても他の楽器の振動や音程を拾ってしまうことがあります。
ペダルチューナーはギター/ベースからのシグナルを直接検知するため、ステージ上で確実で素早いチューニングを行うことができます。
●スペック
・BJF BUFFER(チューナーバイパス時)
インプットインピーダンス:500KΩ
アウトプットインピーダンス:60Ω以下
・チューナー
音律:12平均律
測定範囲:E0(20.60Hz)~C8(4186Hz)
基準ピッチ範囲:A4=436~445Hz(1Hzステップ)
インプットインピーダンス:1MΩ(チューナーON時)
・電源
アダプター:DC9Vアダプター、センターマイナス、内径2.1mm
消費電流:最大40mA
・サイズ:94D×44W×47H mm(突起含む)
・重量:234g
【 One Control 】
2010年3月11日。
将来、ストンプマーケットの歴史を変えることになるそのブランドは、小さくとも高らかな産声を日本であげました。
One Control(ワンコントロール)。
細部にまで拘った商品は、贅沢という言葉が一番しっくりくるでしょう。
徹底したユーザーフィードバックの拾い上げによる商品構築は、一番の遠回りに見えますが、実は一番の近道であると言うことを我々の商品によって実証できると確信しています。
これまでの製品を凌駕するその品質とスペックは、膨大な実験を繰り返して来たからこそと自負できます。
One Controlの前で、One Control以外の製品はまるで輝きを失ってしまうでしょう。
それはその他製品のせいではありません。
今までの全ての理論を覆してしまった我々の製品の責任なのですから。
One Controlを足元に置いて、歴史の証人になりましょう。
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