種類:コーラス・ヴィブラート
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:INTENSITY、RATE、VOLUME、CHORUS/VIBRATO、Phase Cancel、Input Impedance、Voicing
Horrothia / BERKELEY
ホロジア / バークレー
それは、友人同士の挑戦として始まりました。
Horrothia を主宰するTom OakesがギタリストRichie PetersにTYPE ONEをプレイしてもらい、ビデオの撮影やインタビューを行った後、Tomはペダルの世界で見てみたいものがあるかと尋ねました。Richieは、世界はヴァイブペダルのキラーを求めていると答えました。
そして狂おしい2年間の結果が、BERKELEYです。
Horrothia BERKELEYは、TYPE ONEコーラスペダルの兄弟機として設計されました。クローンになるつもりはありませんでした。クラシックなアナログシグナル経路に、デジタルコントロールを用いたコーラス・ヴィブラートペダルです。
オリジナルヴァイブの愛好家は、古いユニットから“リキッド”や“チョコレートスモーク”といった特別なサウンドを備えたユニットを選別します。BERKELEYは、オリジナルの奇妙さを修正し、よりラウドで、よりコンパクトで、ブライトなトーンを持ち、一貫したサウンドを持たせる必要がありました。
オリジナルヴァイブの持つサウンドは、全て科学的に説明できます。オリジナルボックスのサウンドを何度も測定し、科学論文を読み、回路を作り、プロトタイプを作成し続けました。
BERKELEYのシグナル経路は、オリジナルモデルの60年代後半のものとほぼ同一です。カーボンフィルム抵抗、マイラコンデンサ、トランジスタはオリジナルモデルと近い、または同一の特性を持つよう選択されています。
4つのフォトセルを使用していますが、電球はありません。バクトロールを使用していますが、それらは手作業で選別し、全てのコンポーネントがスイートスポット内で動作することを確認しています。
LFOシェイプは、ヴァイブが適切な動作をするために真のキーとなります。ここではいくつかの相互依存が起こっています。オリジナルモデルの電球は美しい有機的な非線形波形となります。レートを早くすると波形は傾き、そして歪みます。さらに電球の特性で波形のトレンドやバイアス、強度によって変動します。これらの動作を全て取り入れ、デジタルモデル化することで、オリジナルのサウンドを再現しました。フォトセルを制御するLFOはデジタルですが、アナログ平滑化され、滑らかなトーンを作ります。
BERKELEYには3つのトリムポットがあります。これはオリジナルヴァイブの“個体差”を再現することができます。Input Impedanceを上げればブライトでモダンなサウンドとなります。Phase Cancelを用いると、コーラスモードでウェットシグナルとドライシグナルのバランスを微調整できます。Voicingはより複雑です。これはヴィンテージからモダンへと音色を調整します。極端なヴィンテージはLFOが特異な動作をします。極端にモダンにするとBERKELEYはより深く操作できるようになります。スウィープは広がり、現代的なトーンとなります。
BERKELEYはバイパスモードを選択できます。オリジナルヴァイブはバイパスにすると、単にLFOをOFFにしただけでした。BERKELEYは、そのバイパス方式に加え、トゥルーバイパスを選択することができます。
FOOT CONTROL端子を使えば、TRSエクスプレッションペダルを使用してペダルでスピードをコントロールできます。ペダルを最小にするとオリジナルモデルのようにLFOがOFF(BYPASS)されます。この端子はモジュラーシンセ等のCVとも互換性があります。
●各部の役割
9VDC:センターマイナスDC9Vアダプターを接続します。10V以上のアダプターを使用しないでください。電源のフィルタリングを内蔵していますが、安定化されていない電源やチープなパワーサプライではノイズが発生することがあります。
INSTRUMENT:ギター等の楽器を接続します。
OUTPUT:アンプに接続します。
FOOT CONTROL:TRSステレオケーブルを使用するエクスプレッションペダルを接続します。
Tip = 5V
Ring = Control signal
Sleeve = Ground.
エクスプレッションペダルを接続する前に、必ずBERKELEYの電源を抜いてください。
CHORUS/VIBRATO:コーラスモードとヴィブラートモードを切り替えます。コーラスはドライシグナルがミックスされます。ミックスは内部のPhase Cancelトリムポットで調整できます。
RATEインジケータ:エフェクトのスピードを点滅して表示します。バイパスモードがトゥルーバイパスのときは、エフェクトバイパス時にも点滅します。
INTENSITY:エフェクトの深さを調整します。
RATE:エフェクトのスピードを0.9Hz~9Hzの範囲で調整します。
VOLUME:音量を調整します。
BYPASSインジケータ:エフェクトON/OFFを示します。
フットスイッチ:エフェクトON/OFFを切り替えます。フットスイッチを押したまま電源を接続すると、バイパスモードを変更できます。初期設定はVintageモード(バイパス時にも内部回路を通る)です。トゥルーバイパスモードではバイパス時にトゥルーバイパスとなります。
【 Horrothia 】
Horrothiaは、英国コーンウォール州ファルマスを拠点に、様々なエフェクターを制作しています。Tom Oakes は、スタジオレコーディングエンジニアや世界中の劇場のプロダクションサウンドエンジニアとして、またサウンドデザイナー・オペレーターのためのカスタムオーディオボックスの開発者としての経験を積み、Horrothiaを始めました。新しいテクニックやデジタル要素を加えたり、新しいサウンドや機器からのインスピレーションを受け、Horrothiaならではのペダルを開発しています。
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