種類:リバーブ、ディレイ、その他
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:BLEND、PRE、DECAY、HI、LO、ALGORITHM、MOD、SHIFT、PRESET、ON
Red Panda / Context V2
レッドパンダ / コンテクスト ブイツー
Contextは80年代のラックマウントリバーブから着想を得て制作される、スタジオクオリティのトーンとシンプルな操作性を兼ね備えたリバーブペダルです。
ルーム、ホール、そしてカテドラル、ゲートリバーブ、リバースリバーブ、プレート、スプリング、グラニュラーリバーブを選択でき、様々な空間を演出するリバーブから、スタジオでのレコーディングで使用されてきたリバーブや現実の空間ではありえないような効果を実現する事ができます。
V2ではステレオ入出力、USB-MIDI、各種パラメータを割り当てられるエクスプレッションペダル、3つの新たなモードとすべてのモードにディレイとリバーブ、高域と低域のコントロール、モジュレーション、ダイナミックリバーブ、インフィニティホールドを搭載しています。
Room、Hall、Cathedral、Gate、Plateリバーブは初代Contextのアルゴリズムをアップデートしたもので、すべてのモードでディレイが使用可能となり、幅広いHI/LOコントロールによる音色の調整が可能です。
Modノブは内部リバーブモジュレーションの強さと特性を調整します。80年代から90年代前半のリバーブタイプにモジュレーションを組み合わせ、コーラスモジュレーション、ピッチを変えないランダムモジュレーション、ディープモジュレーションリバーブなどを作ることができます。SHIFTボタンを押しながらMODノブを動かすとモジュレーションスピードを調整できます。
Reverseリバーブはフェードインして音が明るくなり、逆再生のような効果を作ります。Modノブでリバーブのウォッシュを追加します。
Springリバーブは特定のサウンドを再現したものではなく、80年代のリバーブに使用されたテクニックとアルゴリズムを用いてスプリングリバーブサウンドを設計しました。もちろん当時のものよりもプロセッシングパワーは大きく向上しています。スプリングリバーブのウェット感を持ち、ディケイタイムやHI/LOの出方を調整できます。ここにかかるモジュレーションはトレモロです。
GrainモードではURSA Major SST-282 Space Stationからインスパイアされたグラニュラーリバーブです。SST-282は1978年に発売され、複数のディレイタップにモジュレーションをかけてリバーブエフェクトを作りました。Context V2ではゴーストのようなリバーブやゆっくりとスウィープするレゾナンスを作り、モジュレーションを高くすれば全く新しいリバーブサウンドを生み出します。
SHIFTボタンを押しながらノブを回すことで、最上段のノブでディレイパラメータを調整します。HI/LOノブはダッキングリバーブやラウドな音でよりリバーブをかけるエキスパンダーのスレッショルドとリカバリータイムを調整します。フットスイッチをホールドすると2種類のインフィニティサステインを作ります。
Context V2には127種類のプリセットを保存でき、MIDIや専用スイッチからロードすることができます。エクスプレッションペダルやCVにより好きなパラメータを1つまたは好きな組み合わせで複数のパラメータをコントロールすることができます。
さらにプリセットを編集できるWebベースのエディタもあります。
●アルゴリズム
ROOM: サウンドに厚みを加えるルームリバーブです。
HALL: より大きな空間を再現するホールリバーブです。
CATH: Cathedralリバーブです。さらに大きく音の反射が大きい空間を再現します。
GATE: 非線形減衰のゲートリバーブです。
REV: Reverseリバーブです。
PLATE: ブライトでナチュラルなスタジオリバーブです。
SPRING: スプリングリバーブです。
GRAIN: グラニュラーリバーブです。
●コントロール
BLEND:ドライとウェットのバランスを調整します。100%ウェットに調整することもできます。
PRE:プリディレイを調整します。0~100msで調整できます。
DECAY:リバーブの長さを調整します。
HI:リバーブの高域を調整します。
LO:リバーブの低域を調整します。
MOD:モジュレーションの深さとキャラクターを調整します。REVモードでは順再生リバーブを付加し、SPRINGモードではトレモロを付加します。
●コントロール(SHIFTボタンを押したとき)
BAL:リバーブとディレイのバランスを調整します。
DELAY:ディレイタイムを調整します。0~800msで調整できます。
FDBK:ディレイのフィードバックを調整します。
v-o-^(HI):中央でOFF、左に回すとダッキングリバーブとなり、右に回すとエキスパンダーリバーブとなり、それぞれのリカバリータイムを調整します。
/\-_-_ (LO):ダイナミクスのスレッショルドを調整します。シグナルがスレッショルドを超えるとLEDが赤にあんります。
DIV:ディレイのタップテンポサブディビジョンを選択します。
RATE:モジュレーションスピードを調整します。
●プリセット
PRESETフットスイッチを押すと、ノブの現在のセッティングと保存されているプリセットを切り替えます。
MIDIプログラムチェンジメッセージにより127種類のプリセットをロードすることができます。
プリセットを保存するにはSHIFTを押しながらMIDIプログラムチェンジを送信します。MIDIプログラムチェンジ128は現在のノブの設定のロードとなります。
●インフィニティホールド
左右どちらかのフットスイッチをホールドするとインフィニティホールド(リバーブフリーズ)となります。
●CTRL(エクスプレッションペダル)
10~25kΩのエクスプレッションペダルを使用してパラメータをリアルタイムコントロールできます。また、CTRLインプットは0~+3.3VのCVにも対応します。
また、ノーマリーオープンのアンラッチスイッチでディレイのタップテンポ入力が可能です。
エクスプレッションペダルには全てのノブを好きな可変幅で割り当てることができます。
・右側のフットスイッチを押しながらエクスプレッションペダルを接続します。
・割り当てたいノブをヒールポジションに動かします。
・割り当てたいノブをトーポジションに動かします。
・2秒間、右側のフットスイッチをホールドして保存します。
●電源
Context V2は独立し、レギュレートされたセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。消費電流は250mAです。適用外の電源を接続すると、バイパスLEDがマゼンダに点灯し、エフェクトはバイパスされます。
●スペック
・インプットインピーダンス:1MΩ
・アウトプットインピーダンス:470Ω
・最大インプット:+5.5dBu(デフォルト)、+8dBu(最大)
・バイパス:アナログバッファード
・電源:DC9V センターマイナス
・消費電流:250mA
【Red Panda】
Red Pandaはアメリカ、デトロイトのミッドタウンにワークショップがあります。
1920年にショウルームとして作られたワークショップでは、かつてT型自動車などのモデルが展示されていました。
現在では50を超えるカンパニーが共同で所有し、エネルギー効率の良い建物に改良されており、Red Pandaもその一角でエフェクターを制作しています。
Red Pandaの制作するエフェクターは、モジュラーソフトウェアシンセサイザーを制作した経験からアプローチを行っています。
どのモデルも独自性のあるサウンドであると同時に、他のエフェクターやアンプと組み合わせても使用でき、柔軟なシステムに対応できるものばかりです。
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