BYOC　Green Pony Kit / 自作キット エフェクター オーバードライブ

● この商品は、お客様が製作されることを目的として作られたキットです。製作の際、ハンダ付けの技術や配線を切る等の作業が必要となります。

● キットが届きましたら、必ず同梱のパーツリストをご覧になり、付属する部品、パーツに欠品がないかどうかをご確認ください。
その際、欠品等ございましたら、お手数ですが当店までご連絡下さい。

● パッケージの構造上、こちらで検品をすることができません。そのため、写真と部品が異なる場合がございます。
内容について予告なく変更される場合もございますので、付属の説明書と内容に違いがございましたら、すぐに当店までご連絡を頂けますようお願いいたします。

● また、一度製作されたものの返品、製作にかかわるサポートは一切受け付けておりません。恐れ入りますが、どうぞご了承くださいませ。


BYOC / Green Pony Kit
ビーワイオーシー / グリーンポニーキット 

難易度 ★★★★☆ (パーツ点数：74）

伝説のオーバードライブを自身で制作できるKLONEキット、Silver Ponyに対し、OD-820はもう1つの答えです。
それがGreen Pony Kit。完全なクリーンブーストからオーバードライブまでをカバーし、あのサウンドを生み出します。もちろん標準の9V電源を内部で昇圧したチャージポンプ回路を内蔵しています。そして、Silver Pony同様デュアルギャングドライブノブの概念を使って作られています。

電圧を高めることでヘッドルームを広げています。OD-820はまさにあの伝説に対する回答だったのかもしれません。

違いは歪回路です。820ではチューブスクリーマーをベースとした回路が用いられています。チューブスクリーマーには多くのモディファイバージョンがあるのですが、それらの多くが820にも取り入れられています。

そして、伝説と820のもう1つのち外はデュアルギャングドライブノブの動作です。Silver Ponyではゲインを上げるとクリーンシグナルをグランドに流し、ゲインを下げると歪みがグランドに流れます。820ではシグナルをグランドに流さないので、Driveノブ全体でピッキング応答が高くなります。

Green Ponyは820をベースにしていますが、様々なチューブスクリーマーモディファイをオプションとして追加しています。低域のレスポンスを切り替えるスイッチやクリッピングスイッチを追加しています。内部ではシリコンクリッピングを非対称に、ローパスフィルターキャパシタの値を変更し、高域のカットを和らげてミッドレンジの急激なハンプを軽減しています。

820の優れた点として、BOSS FA-1同様2SK246トランジスタによるJFETバッファを備えていることです。キットにはFA-1 Modを実行するためのパーツが付属していて、クリーンブーストにハイインピーダンスのJFETの輝きを加えます。不要であれば、モディファイを行わないだけです。


穴あけ加工済みケース、説明書付（QRコードから読めます）

製作に必要な工具は、20～40W程度のはんだごてとハンダ、ラジオペンチ、ニッパー、＋ドライバー、小型のマイナスドライバー、これだけです。あとはヤル気のみ！

【BYOC】
BYOCは2004年にKeith Vonderhullsによって設立されたエフェクターブランドです。最初は趣味の延長として、ファズフェイスやトーンベンダー、レンジマスターをポイントtoポイントで制作していました。
本格的にBYOCが動き始めた時には、3種類のキットができていました。

現在、BYOCは多様なエフェクター制作キットを提供するブランドとして、世界的に知られています。自作キットだからといって手を抜くことはなく、完成品として販売されているエフェクターに勝るとも劣らないク
オリティのペダルキットを制作しています。