説明
Harp Tone+は、ハープのために設計した±20dBの広いレンジをもつ2バンドアクティブイコライザーです。
Harp Tone+のBassコントロールはギターアンプのBassコントロールとは違い、ミッドベース~ローミッドレンジにも影響します。これは多くのハーモニカの低域をカバーし、ハープのローレンジを調整できます。Trebleも同様に、ハーモニカのレンジに合わせて設計。Treble、Bassコントロールで高域と低域を自在に補強/カットすることができ、さらにVolumeコントロールを組み合わせることで、フィードバックの起こる帯域は抑え、足りない帯域を強調しながら必要な音量に調整可能。ソロでヴォリュームを上げたい時のブーストペダルとしても最適です。
Harp Tone+はアクティブイコライザー/ブースターペダルのため、これ自体にアンチフィードバックの機能はありませんが、フィードバックの起こりやすい帯域をカットしておくことでフィードバックを抑えることはできます。
トゥルーバイパス設計です。
一般的なギター用イコライザーペダルの多くは±15dB程度です。Harp Tone+にはなぜ20dBものゲインが必要なのでしょうか。
20dBのゲインは、特に低域を補強する際に大きな働きをします。ギターアンプをハープで使用した場合、ミッドとハイは十分に出ますがローが不足することが多く、それを補うためにローレンジを強くゲインアップする必要があるためです。
Harp Tone+はハーモニカにとっての低域を的確に増強することができます。また、Toneコントロールの無いアンプで音色を調整する場合にも最適です。もちろんソロでのボリュームブースターとして、またフィードバックを低減するペダルとして、またPAを通してプレイする際にハーププレイヤーが自分のトーンをより詳細にコントロールする時にも有効です。
Harp Tone+はギターアンプを良質なハープアンプに変えます。どうやって?ギターアンプ特有の値の小さなカップリングコンデンサでも十分なドライブが得られるよう低域のゲインを増強します。また、ギターアンプのハイゲインすぎるプリアンプによる早いフィードバックも、特にTrebleノブの調整で抑えることができます。フィードバックの低減は、結果的により大きな音量を設定できることにつながります。ギター用に設計されたスピーカーではローエンドレスポンスが足りなくとも、Harp Tone+なら必要なローレベルをプッシュすることができます。
Randyは古い真空管の技術を学び、Silvertone 1482アンプの復元にとりかかります。ブルースハープのためだけに設計された完璧なチューブアンプを制作するための探求を初め、テスト筐体やヘッドのモックアップを制作しました。
ブルースハープでは特にマイクロフォンを、マイクにとってはゲインの高いギターアンプに接続するため、ハウリングやフィードバックの問題が起こり、またギターアンプはブルースハープにとってはあまりにレスポンスが高過ぎる場合もあります。
Randyはプリアンプ部の幅広い調整を繰り返し、これらの問題をアンプのファイナルステージにおけるまで解決し、同時にハーププレイヤーが望むトーン、レンジ、そして歪みを得られるようになりました。また、さらに新たなプロジェクトを求め、Randyはブルースハープのためのディレイペダルを設計し始めました。それがHarp Delayペダルです。このペダルをフォーラムに投稿した所、世界的なブルースハーププレイヤーのRyan Harttから連絡があり、大変気に入っていただきました。そして、さらにハープ用のペダルを制作することを決めたのです。
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