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D'Orazio Strings Electric Guitar Nickel Round Wound 31 (Light 009-042) 【ゆうパケット対応可能】

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D'Orazio Strings NICKEL WOUND
ドラジオストリングス エレクトリックギターニッケルラウンドワウンド


D'Orazio Strings NICKEL WOUNDはブライトで強力なパワフルサウンドのエレクトリックギター弦です。

ラウンド弦はヘキサゴナル(6角形)のスチールコアを持ち、そこにニッケルの比率の低いスチールを巻いた構成。
強力な磁界を作る鉄の成分を高め、ニッケルの割合を減らしているため、ピックアップのパワーを最大限に活用することができます。

メタル、ハードロック、ロック、ファンク/ロック、ポップ/ロックに最適で、ピッキング、タッピング、スラップではっきりとした音を作ります。

●テンションチャート(弦のゲージと音程によるテンションの目安)

31 Light
スタンダードなライトゲージです。
.009 .011 .016p .024 .032 .042


D'Orazio Strings
D'Orazio Stringsの弦に使用される全ての素材は全て高いレベルでクオリティコントロールがなされた最高品質のものを使用しています。

全ての弦はハンドメイドで制作されているため、様々な楽器に合わせた最適の弦を作ることができます。
弦は全て酸化や腐食から守るため、抗腐食性のヒートシールドでパックされています。

一部のプレーテッド弦は色が暗くなったりスポットが出たりすることがありますが、これが音に影響することはありません。

かつて、楽器の弦の大半に使用された“ガット弦”は、そのほとんどが羊腸を使用して作られていました。その歴史は長く、5000年ほど前の中東の遺跡からもリュートやリラの原型と思われるものを描いた遺跡が発見されています。
紀元前8世紀ごろの生まれとされるギリシャ、ホメーロスのオデッセイアにもガット弦と思われる表記があります。

もともと楽器弦は奏者が必要に応じて製作していましたが、15世紀には記録上最古の弦専門メーカーがドイツで発足します。

16世紀の初めにイタリアでヴァイオリンが開発されたと言われています。幾度もの自然災害や戦争により、特に1500年代の文献は失われてしまいましたが、D'Orazio Stringsはそんな16世紀のイタリアから始まったと言われています。
残っている文献からD'Orazio Stringsの歴史を辿ってみましょう。

1654年、デ・オラジオ・トーマス(Thomas D'Orazio)はコーダロ(手作りのロープ製作)の仕事に誇りを持っており、また裕福でした。

1822年、ロベルト、エリンコ、ルイジ、トマソ・ドラジオの兄弟が、羊の腸からガット取り出し、弦やワイヤーを加工するための会社を興します。

1838年、ジュゼッペ・ドラジオが生まれました。4人のドラジオ兄弟はローマのトッレ アルジェンティーナ広場の近くからナポリに移住しました。弦の原材料となる羊の腸が、特に3月から9月ごろにかけて遅れるためです。

1859年、兄弟の作った会社はアブルッツォ州サッレへと移転します。

1900年、エンリコ・ドラジオがパリでシルバーメダルと賞状を受け取りました。

1910年、ドナート・ドラジオがパリで学位とゴールドメダルを受け取りました。。

1920年、エンリコ・ドラジオが亡くなりました。会社は解散しましたが、4兄弟の1人、トマソと息子のジュゼッペはナポリでガットの製作を続けました。
同年、エンリコの息子のドナート・ドラジオはサーレで息子のエンリコ、ロベルト、ニコラと共に大きな成功を収めていました。特にアメリカでは“Masters of Strings”と呼ばれるほどになりました。

1950年、エンリコとロベルトはアメリカに移住し、ニューヨークでERN Manifactures Musical Strings Inc.を設立しました。

1954年、エンリコ・ドラジオの息子、ドナート・ドラジオが誕生します。

1961年、エンリコの父のドナート・ドラジオが亡くなりました。まさにガット弦のマスターでした。

1969年、エンリコの息子、ロザンナ・ドラジオが生まれました。

1970年、エンリコとロベルトはイタリアに戻ります。

1971年、エンリコとロベルトはイタリアでフラテッリ・ドラジオと共に仕事を始めました。
エンリコはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ダブルベース、ハープ、そしてテニスラケットのためのガット弦を製作し、ロベルトとドナートはエレクトリックギター、クラシックギター、エレクトリックベース、アコースティックギターなどの金属弦を製作することを決めました。そしてD'Orazioの弦は世界中に出荷されるようになりました。

1985年、エンリコ・ドラジオが重い病を患い、亡くなりました。D'Orazioはガット弦の製作を止め、メタル弦の製作を専門的に行うようになりました。妹のロザンナ・ドラジオもその技術を高めていきました。

1996年、ロベルトが亡くなり、ドナートとロザンナが弦の製作を行うようになりました。

2004年、不幸にもドナートが亡くなり、数百年にわたるコーダロの伝統はロザンナ1人が受け継ぐことになりました。

2014年、歴史的なD'Orazio Stringsと革新的なGATO Stringsが融合しました。イタリアの2つのブランドが1つになったのです。D'Orazioの伝統的な技術、ノウハウ、研究成果をベースとした最高品質のマテリアルを用いるハンドクラフトは“コーダリ・マスター”のアレッサンドロ・チアバトンとトマソ・ガリが中心となって行います。D'Orazio Stringsはロザンナ・ドラジオがプロフェッショナルスタッフを管理し、ハイテクセクターによる品質管理によりハイクオリティな製品を製造しています。D'Orazio Stringsは小さな会社だからこそ、大きな販売経路と個々のプレイヤーの声を反映させることができます。これは500年以上の年月をかけ、遂に到達した1つのゴールです。

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